【体験談】マンションの売却と新居の購入。住み替えはタイミングも見極めながら

この記事は実際に不動産の売買を経験された方の体験談になります。
これから売却や住み替えを検討されている方の参考になるかと思います。

相場をチェックしてマンションを売却

私がマンション売却を考えた理由は、子どもが生まれて以前住んでいたところが手狭になったからです。

また以前住んでいたところは比較的都心から近いところだったので、もっとゆったりとしたところで子育てをしたいと考え、独身の時に購入したマンションの手放すことにしました。

売却する際にまず行ったことは、相場価格を調査することです。
なぜ相場価格を調査したかというと、高額な査定額を提示する悪徳業者を避けることができるからです。

また、だいたいの売却収入額を見込めることができるので、どのくらいの金額の新居を購入すればよいかの参考になりました。

売却を考えた時にすぐに不動産会社に査定の依頼をする人が多いですが、相場価格を知らないで査定を依頼してしまうと、提示額が低いのか高いのかわからなくなってしまいます。

さらに不動産会社の中には、相場価格よりも高い金額を提示して気を引こうとするところもあるので注意が必要です。
私はそのような悪徳不動産に騙されないように、事前に相場価格を調べました。

相場価格を調べる際には、ネットを活用しました。
売却したい物件と似たような条件を簡単に探すことができるシステムや過去に売却された物件の平米あたりから相場価格を調べるシステムなど、さまざまなものがあるので簡単に調べることができました。

不動産会社の訪問査定

相場価格の調査をした後に行ったことは、不動産会社への査定依頼です。
私はまずインターネットで複数の会社に一括査定をしました。

一括査定をして気になる不動産会社を見つけてから、不動産会社の訪問査定を受けました。
マンションが売れるか売れないかは、不動産会社の能力にかかっているので、不動産会社を選ぶ際は慎重に決めました。

私が不動産会社を選んだポイントは、相場価格に合った査定額の提示をし、訪問査定を念入りに行ったかどうかです。
周辺の地理に詳しいか、提示された査定額の根拠を言えるかも、選ぶ際のポイントにしました。

不動産会社の中には、相場価格よりもはるかに高い金額を提示して、お客の気を引こうとするところがあります。

しかしこのような不動産会社は、媒介契約を交わした後に、土地の価格が下がったなどを理由にして、当初の査定額よりも低い金額で売却価格を設定するように促すところがあります。

このような悪徳不動産会社に引っかからないように、入念に調べて不動産会社を決めました。

必要書類の準備

査定依頼をした後は必要書類を用意しました。
媒介契約を交わす際に必要な書類は、身分証明書や登記謄本、売買契約書や重要事項証明書です。
他に登記権利書や固定資産税納税通知書、図面や設備仕様書なども用意しました。

この中でも特に重要な書類は、登記済権利書です。

登記済権利書は、登記名義人が所有者であることを証明する書類で、売却や住宅ローンの時に必要になります。

私は登記済権利書を自宅で大切に保存してありましたが、もし紛失してしまった場合は司法書士や弁護士に依頼して本人確認情報を作成してもらえれば、売却を行うことができます。

しかしマンションの売却はとても時間がかかるので、さらに余計な手間をかけないためにも登記権利書は大切に保管しておいた方がいいのかもしれません。
売買契約の時に必要な書類は、住民票や実印、実印証明書です。

マンションを購入した時にもらったパンフレットなどもまだ保管してあったのでそれも買主に渡すように用意しました。

これらの書類を事前に用意して、スムーズに売買できるようにしました。

一般媒介契約

不動産会社との媒介契約は、一般媒介契約で行いました。
媒介契約には一般媒介契約の他に専任媒介契約や専属専任媒介契約などがありますが、一番都合が良いのは一般媒介契約だったのでそれで契約することにしました。

なぜ一般媒介契約だと都合が良いのかというと、複数の不動産会社に依頼することができるからです。
それによって買手が早く見つかるというメリットがあります。そのような理由から一般媒介契約を選びました。

媒介契約を行ってから不動産会社と一緒に売却活動を行いました。私は早く買主が見つかるように、事前に新居を購入して、その新居に引越しをし、部屋を空けておくようにしました。
部屋を空けたらハウスクリーニングをして、きれいな状態にしておくのもポイントです。内覧の際にはできる限り同席して、売却活動の手助けをしました。

そのおかげで比較的早く買主を見つけることができました。買主を見つけたら売買契約を行って決済と引き渡しを行い売却は終了しました。

私が依頼した不動産会社の担当の方はとても熱心で、積極的に売却活動をしてくれました。
わからないことがあって質問した場合も丁寧に答えてくれたので、とてもよかったです。

新居を購入するタイミング

売却に関して難しかったことは、新居を購入するタイミングです。
本当は売却が決まってから購入したかったですが、少しでも早く買主が決まるように思い切って売却前に購入しました。
しかしこれが功を奏して早く売却することができました。

ウチラボ編集長
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