【体験談】築年数の古い中古マンションを購入。水回りを重点的に確認しました

この記事は実際に不動産の売買を経験された方の体験談になります。
これから売却や住み替えを検討されている方の参考になるかと思います。

建築年が1989年の中古物件を購入

中古マンションの購入を考えてから3か月で最適な物件に巡り会うことができました。

最初の段階ではインターネットを利用して、住みたいエリアと販売価格で絞り込みをして探していて、購入した物件はその中に掲載されていた一つの物件でした。

購入したのは2016年ですが、建てられた年数は1989年なので27年の年月が経過していて、内覧をする際には気を付けた項目がいくつかありました。

まずは、外観など共用で使っている部分はチェックから外していて、問題にしませんでした。

その理由は管理費は中クラス程度の費用だったことと同時に、リフォームを施した形跡が見られたので、きちんと管理されていることが分かったからです。

共有スペースは重視せず占有スペースの状態を最重要視

特に気を付けたことは当然ながらドアから内側の専有スペースです。

玄関の広さやシューズボックスのチェックから、床材に使われている資材のチェックです。

1989年の物件はフローリングの物件はまだ少なかった時代なので、実際に購入した物件は玄関の通路と廊下は板の間、洋室2部屋はフローリング、リビングはカーペット、和室には畳でした。

購入して住む前のリフォームを検討した場合、この物件はリビングをフローリング化することを希望したので、その面積等を把握してリフォーム代の目安に考えることを注意しました。

水回りもしっかりチェック

次に水周りの4つのスペースにも気を付けたことがあります。

ユニットバスとキッチン、トイレと洗面台になりますが、4か所全てに老朽化があり、せっかく住むにはリフォームは必須な状態だったので、坪数の確認と導入できる機材を念頭に置いて、ノートにリフォームリストとして書き込みを行っておきました。

この4つの水周りで気を付けたことは、そのままで使った場合の耐久性です。

何もせずに継続利用した場合、あと何年でダメになるのかの予測です。

私の場合は5年以内には交換が必要なレベルと考えることができ、特にバスルームの水栓金具の仕様やトイレの型式、キッチンの汚れ方、洗面台の古さなどを見極めた結果、住む前にリフォームが必要と感じた次第です。

キッチンは対面式だったので、交換をしても経費は高額にならず、トイレは旧型だったので新型に変えることで節水できること、洗面台は決して高額ではないのでシャワー付きの新品に交換することを決めました。

実際に生活を考えて問題ないかチェックしていきました。

細かい部分ではカーテンレールのコンディションや、ドアなど建具の状態、ドアに付いているハンドルのコンディションなども気を付けました。

実際に各居室のドアは年代を感じるデザインと握り式ドアハンドルだったことから、木目シートで表面加工することと、レバー式のハンドルに交換することもメモに書き記しております。

コンセントも気になる部分でした。
全ての室内の複数の箇所にコンセントやスイッチボタンが設置されていたのですが、全てが新築時のままの状態で一度も交換したことがないことは明白でした。

古いままですと埃が溜まって漏電する可能性もあり、ボタンやスイッチ系の場合は新しいプッシュ式のカバーに変更することを希望し、こちらは低料金でリフォームできる範囲なので、迷わずにチェックをしています。

リフォームを前提にして購入を検討したマンションなので、多少の出費は初めから承知の上で点検を行ったので、間取りや方角、周囲の環境等についてはネット上で十分にチェックしておいたこともあり問題はありませんでした。

床と水周りの設備、建具やコンセント類は全て気を付けたことで、最後に当然のリフォームですが、壁のクロスの張り替えです。

以前の購入者さんは1度も張り替えをしたことが無いと聞いていたのですが、どちらにしても全室の張り替えは最初から検討していたので困惑することもありませんでした。

統一カラーで全てをホワイト系のクロスにすることは勿体ないとも考えていて、各居室の奥側の一面にはアクセントカラーで異なる色に変えることを気を付けながら内覧していました。

不動産会社にリフォーム会社を紹介してもらえました。

大体のイメージを持つことができたので、納得の上でこの中古マンションの購入契約をしたのですが、担当してもらった不動産会社では提携しているリフォーム会社が複数社あると教えてもらえたので、私の要望を全てお伝えした結果、安く施工をしていて、尚且つセンスの良いというリフォーム会社を紹介してもらえました。

全室、全水周りのリフォームなので大きな金額になることは想定していたのですが、仲介の不動産会社がお気に入りのリフォーム会社だけあり、全てのリフォーム代はなんと300万円で済ませられました。

サービスでカメラ付きのインターフォンに変えてもらえたことと、工事中に発見された電気ブレーカーの故障では、会社負担で新型に交換してもらえたことも嬉しい出来事でした。

建具の木材がむき出しの部分は研磨を行った上で、こちらもサービスで塗装を行ってもらうこともでき、私では気付かなかった細かな部分まで配慮してもらえたことも嬉しい内容です。

結論から言えば、中古マンションを購入する際には、しつこい営業をしてこない不動産会社に任せることと、リフォームを検討している場合、提携先企業があればベストと考えられました。

ウチラボ編集長
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