【体験談】実家のマンションの売却。価格を下げて無事に売却できました

この記事は実際に不動産の売買を経験された方の体験談になります。
これから売却や住み替えを検討されている方の参考になるかと思います。

実家のマンションを売却

マンションを売却しました。
売ることになったのは、父が亡くなったからです。

父と母が住んでいた実家のマンションは低層タイプで管理費がかなり高かったため、今後の生活のことを考えて維持費が安い集合住宅に引っ越すことにしました。

また、一人では広すぎる間取りだったため、部屋が余っている状態なのももったいないし、住まいを売ったお金で経済的余裕が少しでもできればいいな、と家族で考えました。

ただ、私が妊娠初期で産後はあまり手伝えなくなるため、手放す時は慌ただしくなってしまいました。

本来なら急いで売却することもないのでじっくり、一番高い値段で売れるタイミングを待つのが理想でした。

ただ、比較的身軽に行動できる今しかない、と当時は焦ってしまったので、その点は反省しています。

不動産屋さんに相談

相談した不動産屋さんには築年数がなるべく浅い方が売れやすいと言われたことも、後押しになりました。

確かに中古マンションの価格は築年数が古いほど劣化しているとみなされ、買い手がつきにくくなることもあるようです。

実家建物は管理費が高いことがネックでしたが、バブルの時代につくられたものだったので、設備などは充実しています。

1階だったので庭もついていましたし、小さいけれど中庭もありました。
ロビー部分にはこどもが遊ぶスペースもあり、もし経済的に余裕があればそのまま終の棲家として住み続けたいぐらい快適でした。

管理費が上がる前に売却したい思いも

ただ、管理費が元々高いのに修繕の必要がある、とのことで今後数年以内に月々の管理費がさらに高くなる可能性が浮上しました。

住民の間でも、これ以上払えないと不満を言う派閥と、管理費が高くなってももっとキレイにリフォームしたいと希望する派閥で意見が分かれ、ゴタゴタしていました。

母も60代後半の年齢だったので、年金暮らしの経済状態を考えると、これ以上管理費が上がる可能性があるなら今のうちに出ていきたいという結論に達しました。

結論が出てからは私も急いでしまい、ある程度は情報収集したものの、結局地元の通いやすい不動産会社に飛び込み、そのまま相談してしまいました。

このあたりも、もっと一括査定サービスなどを利用した方が良かった、と反省しています。

ただ、飛び込み先の不動産屋さんは地元密着型のアットホームな雰囲気で、スタッフの方も感じが良かったので、お任せしたことを後悔していません。

いよいよ売り出すことに

媒介契約を結び、いよいよ売り出すことになりました。

売却活動も全然わからなかったので、アドバイス通りに掃除に励みました。

断捨離を頑張ってものを減らし、少しでもスペースが広く見えるよう工夫しましたが、つわりがきつい時期は結構大変でした。

また、母はものを捨てられない性格で押入れなどの収納もぎっちり詰まっていました。

このあたりも自分一人では説得しきれなかったので、不動産屋さんにも買い手がつくためのアドバイスとして助言して貰い、助かった次第です。

見学の時は特に掃除に頑張り、収納スペースがあることをアピールするために中を見られても大丈夫なよう整理しました。

実際、もっと狭いマンションに引っ越すわけですから、引越し前からものを減らすことができて良かったと思います。

ただ、なかなか買い手が決まらず、数ヶ月経ってしまった時は少し焦りました。

しかも、家を見に来る方はたまにいても、結局購入までは至らないケースが増え、母の荷物がまた増え始めました。

母のような性格の場合、短期集中型でプロセスが進まないと、段々見学の前の掃除もおろそかになってしまい、そのことも買い手がつきにくい状態を助長しているのかな、とイライラしました。

価格を下げて無事に売却

やはり私の出産前に契約を済ませたい、と再度不動産屋さんとも話し合い、値段を下げて買い手を見つけることにしました。

値段は下げたくなかったものの、2回は価格を下げざるを得ませんでした。
安くなったおかげか、買い手が無事決まり、決済と引渡し作業も済ませました。

買い手が決まってからも、気が抜けない作業が続きました。
お金が実際に支払われるまでは落ち着かない気持ちで過ごしましたし、登記の変更など分厚い書類作業に追われたことも今では良い思い出です。

ただ、本当にエネルギーを使ったので、マイホームの購入もまだなのに、当分不動産取引はしたくない気持ちになってしまいました。
それぐらい体力を使いました。

後半は私の主人に手伝って貰ってなんとか出産前にすべての手続きを終え、母の新しいマンションも見つけることができましたが、正直母一人では途中で「売るのやめた」と言い出しかねないぐらい、大変でした。

幸い、母や私と夫のサポートがあり、不動産屋さんも親切だったので何とかこなせた感じです。

マンションは売却したあとも確定申告の手続きがありますが、その作業は他の親戚にお任せして母をケアして貰いました。

いま振り返っても、最初はとにかく高値で売りたい気持ちに支配され、買い手がつかない時はこのまま誰も買ってくれなかったらどうしよう、と焦り、精神的に落ち着かない数ヶ月でした。

ウチラボ編集長
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