信頼できる不動産業者とは? 相談しやすい担当者がいる会社を選ぶことが大切
戸建て住宅やマンション、土地を売ろうと決めた場合、まず相談するのが不動産仲介業者になります。
そして、不動産の売却を不動産仲介業者にお願いすることになると、その会社の営業担当者と接するようになります。
不動産会社はインターネットで調べただけでもたくさんありますので、どんな不動産会社に依頼すれば良いのか、どんな担当者なら信頼できるのか、いろいろ不安に思うこともあるかと思います。
そこで、信頼できる不動産仲介業者や担当者の見分け方をご紹介します。
目次
販売戦略をきちんと考えてくれているか?
不動産の売却では、購入者となるターゲットをイメージして広告を出すなど、販売戦略を持っておく必要があります。
担当者の人に「どんな人がこの物件を買ってくれると思いますか?」と聞いてみるだけでも、担当者がちゃんとターゲットをイメージしているか確認することができます。
また、「売却を依頼した場合、どう動いてくれますか?」と実際の販売戦略について尋ねることも大切です。
不動産会社との契約の種類が「専任媒介契約」であれば、広告も出してくれるようになりますので、どういった広告の出し方をしてくれるのか確認しておきましょう。
「専任媒介契約」であれば、2週間に1回、不動産会社から売主に対して売却活動の報告義務がありますので、実際にどのような活動をしてくれているか確認することが可能です。
営業担当者の人に上記のような質問をして、はぐらかされたり、具体的なことを教えてくれない場合には注意が必要です。
売却する不動産の地域で実績はあるか?
不動産の売買では、不動産を購入する人の8割は近所に住んでいる人だといわれています。
そのため、その地域の特性に詳しかったり、売買実績のある担当者であれば、どのような広告や戦略が効果的か把握している場合が多くなります。
また、地域の相場や過去の売買事例についも詳しい可能性が高くなります。
営業担当者に宅建の資格を持っているか聞いてみる
不動産仲介業者は、5人のうち1人以上は宅建(宅地建物取引士)の資格を持っていないといけません。
逆にいえば絶対に宅建の資格を持っていないといけない訳ではありませんが、営業担当者の人に会話の中で「宅建の資格は持っていますか?」と聞いてみてもよいかと思います。
宅建の資格を持っているということは、不動産に関する一定の知識を持っているということになります。
もちろん、宅建の資格を持っていなくても優秀な営業担当者の人もいますので、持っていないからといって信頼できないという訳ではありません。
ただ、資格取得に向けて勉強中だとか、仕事に対する意欲を確認することは可能だと思います。
営業担当者の人柄は?
営業担当者の人柄もとても重要です。
購入検討者がいた場合にも、その人と接することになるのは同じ営業担当者になりますので、購入検討者からも信頼されない営業担当者だと、決まる契約も決まらなくなってしまいます。
ただ、気をつけたいのは、話していて楽しい、とか、なんだか説得力がある、といった雰囲気だけで、その営業担当者を信頼しないようにしましょう。
「必ず売ります!」や「必ずご希望の価格で売ります!」といった、確約できないことをハッキリ言う担当者も気をつけた方がよいでしょう。
また、何か質問した際に、カラ返事や曖昧な答え方ばかりする営業マンの場合は、知識がないか、無責任な性格なのかもしれません。
一方で、こちらからの質問に対して、しっかり根拠のある具体的な話をしてくれる人や、いろいろと提案してくれる人は、知識も十分で売却に関して戦略も持ってくれている可能性が高くなります。
営業担当者の人柄を見る際には、優しい話し方や人懐っこい笑顔などではなく、仕事に取り組む姿勢を見るようにしましょう。
いま住んでいる不動産を処分したいと思っている方の多くは、住み替えを目的としていたり、親族の相続や介護、離婚など、その事情も様々です。
そのため新しい住居に移り住む前に、できるだけ手持ちの不動産を高く売りたいと思っている方が大半です。
そこで少しでもスムーズに不動産会社を見つけて売却を行う方法としてオススメなのが、不動産会社に一括で査定を依頼することができる「一括査定サービス」の利用です。
不動産の一括査定サービスとは?
不動産の一括査定サービスは、売りたいと思っている物件の所在地や敷地の広さ、築年数や物件の間取りなどの情報を入力することによって利用することができます。
複数の会社に査定を依頼することで、会社ごとの査定価格を確認することができますので、とても便利なサービスです。
また、一社ごとに査定を依頼するのは大変ですが、一括で数社にお願いすることができるので、労力もかかりません。
価格の根拠も確認しましょう
不動産会社から査定金額が提示された場合、なぜこの査定金額になったのかきちんと説明を受けることをオススメします。
物件に関するプラス評価だけでなく、悪い評価となったマイナスポイントを説明してもらうことで、所有する不動産の欠点も把握することができ、査定金額にも納得しやすくなります。
また、近隣の取引事例などの実際の売買価格も根拠にしてくれているのであれば、その価格の根拠には信頼性があるといえます。
近隣で売買実績があるか確認しましょう
また、不動産会社を選ぶポイントとして、それぞれの会社に、売ろうと考えている不動産のある地域で、これまで売買実績がどれぐらいあるか確認することも重要です。
自分の売ろうと思っているエリアで売買実績が多い場合には、地域の実情やどうすれば売れやすいかなどのノウハウを持っていると考えられますので、同じ地域で実績が多い会社に依頼するのもオススメです。
会社の知名度だけで選ばないようにしましょう
知名度のある大手の不動産会社であっても、その地域での売買実績がほとんどない場合には、せっかく依頼してもなかなか買い手が見つからないということもありえます。
場合によっては、大手の不動産会社よりも地域密着型の地元の不動産会社の方が早く買い手を見つけてくれる可能性もあります。
相談しやすい営業の担当者を見つけましょう
実際に不動産会社と媒介契約を結ぶと、担当の営業の方と定期的に連絡を取り合う必要が出てきます。
特に、初めて自宅を売る場合、いろいろ分からないことも多いため、丁寧に説明してくれる担当者がついてくれるだけで安心して相談することが出来るようになります。
会社選びをする際には、担当営業の方が、信頼のおける人なのかきちんと判断することも一つのチェックポイントです。
不動産の売買は、よほど人気の物件ではない限り、あっという間に買い手がついて売れるということは少なく、通常は数ヶ月かかりますので、相談しやすい担当者がいる会社を選ぶことも重要になってきます。
家を売るなら、無料の一括査定サイトがおすすめです。
「不動産の売却を検討されている方」や「家の査定価格が気になる方」には、一括査定サイトがオススメです。
一括査定サイトでは、一度の入力で複数の不動産会社に一括で査定を依頼できますので、大変便利です。
私がお勧めする一括査定サイトは「リビンマッチ」です。