ウチラボ 編集長

家を売る時はどんな広告や宣伝、販売活動をするの?

不動産を売却する場合、不動産仲介業者に仲介を依頼するようになります。
そして、仲介を依頼された不動産業者は、いろいろな広告を出して物件を購入してくれる人を探します。

不動産の広告は、昔はチラシを投函したり、不動産屋さんのお店のガラスに外から見えるように物件情報を貼りつけるのが主流でしたが、いまでは様々な展開方法があります。

不動産を売却する際の広告の種類

通常、不動産の売却で利用する広告や売却活動は以下のとおりです。

  1. インターネットの不動産情報サイトに掲載
  2. 仲介を依頼した不動産業者のホームページに掲載
  3. レインズ登録
  4. チラシ(新聞折り込み・ポストへの投函)
  5. 店頭の物件情報(マイソク)
  6. 現地案内や内覧、オープンルームの開催

1. インターネットの不動産情報サイトに掲載

ここでいう不動産情報サイトは、全国の物件情報が掲載されたポータルサイトのことです。

いまはインターネットで中古不動産の物件探しをする人が大変多く、不動産を売却する場合はインターネットでの広告戦略がとても重要になっています。

有名な不動産情報サイトには以下のようなものがあります。

  • SUUMO(スーモ)
  • LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)※旧ホームズ
  • アットホーム
  • Yahoo!不動産

これらのサイトは、アクセス数も膨大で、かなりの閲覧者数がありますので、このようなサイトに掲載することはとても効果があります。

ただ、こういった有名なサイトには物件情報もかなりの数があるため、物件同士・不動産業者同士の競争も激しくなっています。

インターネットでどのように物件を紹介するかで、「興味の持たれやすさ」や「売れる期間の早さ」は大きく変わりますので、インターネットに物件情報を登録する際には、広告効果の高い載せ方が求められます。

特に重要なのは、「写真をできるだけ多く登録する」ということです。

こういったサイトでも物件によっては写真が1枚しか登録されていない場合もあり、中には間取り図だけしかない物件もあります。

これでは、せっかく閲覧した人がいても興味が湧きませんので、なかなか問い合わせにつながることはありません。

有名な不動産情報サイトに登録した上で、写真をできるだけ多く掲載することが重要です。

2. 仲介を依頼した不動産業者のホームページに掲載

仲介を依頼した不動産業者がホームページ(Webサイト)を持っていて物件情報を掲載することが可能であれば、売却する物件を登録してくれます。

新着物件などで紹介されると注目度も高く、閲覧者の目にも留まりやすくなります。

有名な大手の不動産情報サイトほどのアクセス数は見込めませんが、会社のホームページにも掲載することで露出を増やすことができます。

3. レインズ登録

レインズは不動産流通機構に登録された不動産業者だけが閲覧することができる情報で、一般の個人が閲覧することはできません。

全国の不動産業者が物件情報を閲覧することができますので、別の業者が買主を見つけてくれることがあります。

なお、不動産業者に仲介を依頼する際、「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類から契約方法を選ぶようになります。

「専任媒介契約」と「専属専任媒介契約」で契約した場合は、レインズの登録が必須となっていますが、「一般媒介契約」の場合は任意となっています。

そのため、「一般媒介契約」の場合はレインズに登録されない可能性もありますので、不動産仲介業者と契約する際には事前に確認するようにしましょう。

また、不動産業者によっては、レインズへ登録する情報が適当で間違っている内容が多かったり、必要最低限の少ない情報しか登録していないケースもあります。

不動産仲介業者と契約をする際は、事前に「レインズに登録した情報は後から確認させてもらえますか?」と相談しておいた方がよいでしょう。

そうすることで、不動産業者の担当者は正確な情報を詳しく載せないといけないという意識を持ちますし、もし、「レインズに登録した情報は見せられない」と言われた場合は、その不動産業者との契約は慎重になった方がよいかと思います。

4. チラシ(新聞折り込み・ポストへの投函)

チラシの宣伝では、新聞折り込みの方法とポスト(郵便受け)に投函する方法とがあります。

最近はインターネットの普及などもあり、チラシをポストに投函しても効果は下がったとといわれています。

それでも、実際には、中古物件の購入者はその近隣に住んでいるというケースがとても多いので、このように地域の範囲を絞った広告はとても効果のある手段といえます。

5. 店頭での物件情報(マイソク)

不動産業者の店舗に購入検討者が来店された場合に見せる物件情報があります。

この物件情報は、不動産業界では「マイソク」と呼ばれるものです。

購入検討者は、その物件情報(マイソク)を見て現地を確認したいかどうかを判断しますので、とても重要な資料になります。

店舗に訪れた購入検討者に興味を持たせることができるかどうかは、担当者の営業とこのマイソク次第となります。

6. 現地案内や内覧、オープンルーム

売却物件に興味を持った購入検討者には、実際に現地を確認してもらうようになります。

オープンルームの日程を最初から決めておく場合もあります。

最終的には、この現地での内覧や見学で購入検討者が購入するかどうかを判断しますので、最も重要な販売活動といえます。

広告費は誰が負担するの?

以上が不動産を売却する際の広告や販売活動になります。

一般的に、広告などの費用は「不動産業者」の負担となります。

不動産の売却では、不動産業者の担当者が広告を出したり現地案内に立ち会ったりと、いろいろな販売活動を行ってくれますが、それらの費用は仲介手数料に含まれているという考えのため、不動産業者が負担し別途費用が発生することはありません。

例外もあるので要注意

ただし、通常はしていない販売活動や広告掲載を売主が希望し不動産業者に依頼した場合は、「実費」を請求されることが多いです。

また、トラブルになることがあるのが、売主側は費用はかからないと思っていたのに、不動産業者からお金を請求されるというケースです。

このようなことを防ぐために、不動産業者と契約を結ぶ前や広告を打ち出す前に、費用がかかるのかどうかを確認しておくことが大切です。

まずは査定依頼から

不動産の売る場合は、まずは不動産業者を探すことからスタートとなります。

最初から一社に絞るのではなく、最初は複数の不動産業者に査定を依頼してみて、それらの不動産業者の担当者と話をしたり相談をして、一番信頼できる不動産業者を選ぶことが大切です。

複数の不動産業者に査定を依頼する場合は、「不動産の一括査定サイト」を利用するのがオススメです。

不動産の一括査定サイト」では、厳選された不動産業者が登録されており、無料で一括査定を依頼できますので、不動産業者がまだ決まっていない方は、ぜひ利用されてみると良いかと思います。

ウチラボ編集長
家を売るなら、無料の一括査定サイトがおすすめです。

「不動産の売却を検討されている方」や「家の査定価格が気になる方」には、一括査定サイトがオススメです。

一括査定サイトでは、一度の入力で複数の不動産会社に一括で査定を依頼できますので、大変便利です。
私がお勧めする一括査定サイトは「リビンマッチ」です。

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