ウチラボ
ウチラボ 編集長
高宮の家を売るなら！マンション売却・一戸建ての相場や査定価格
福岡市南区の西鉄沿線に位置する人気エリア「高宮」。
その高宮でマンションや戸建て住宅を所有されている方は、「高宮のマンションってどれぐらいで売れるんだろう。」「高宮の一戸建て、早く売りたいけど査定価格はどれぐらいだろう？」と気にされる方もいらっしゃると思います。
そこで、高宮エリアのマンションや一戸建てを売却する場合の相場や査定価格などについてご案内します。
目次
マンションを売却する場合
高宮は住みたい街としてして人気のエリアで、マンション需要も高めです。
中古マンションの相場のイメージとしては、平尾エリアよりも若干安く、大橋エリアよりも若干高いといったイメージになります。
3LDKで70㎡前後のファミリー向けマンションを想定した場合の売却価格は以下のとおりです。
築5年以内のマンションの相場
新築時に約4,000万円のマンションを購入された場合は、3,600万円ぐらいの査定価格が予想されます。
また、新築時の価格が約6,000万円のマンションだった場合は、5,400万円程度の査定価格が見込まれます。
築年数が5年以内のマンションの場合は、まだまだ新築と変わらない新しさが残っていますので、それほど価格は下がりません。
マンションの購入時よりも高宮のマンション需要が高まっている場合などには、新築時の価格とほぼ同程度の査定価格がつく可能性もあります。
築6年～10年のマンションの相場
高宮のマンションで築6年から10年以内の物件については、新築購入時に4,000万円程度のマンションであれば3,200万円ぐらいが相場となります。
また、新築購入時の価格が6,000万円程度のマンションだった場合は、4,800万円程度の査定価格が予想されます。
築11年～15年のマンションの相場
新築購入時に4,000万円ぐらいであったマンションの場合は、約2,800万円。
また、新築購入時に6,000万円ぐらいであったマンションの場合は、約4,200万円ぐらいが相場といえます。
築年数が10年を超えると物件によっては古さが目立つものもあり、その場合はリフォームが必要なこともあります。
築16年～20年のマンションの相場
築年数が16年から20年のマンションの場合は、リフォームも必要な物件になっていきます。
新築時に分譲価格が4,000万円ぐらいのマンションを購入されていた場合は、2,400万円ぐらいの査定になるかと思います。
また、6,000万円ぐらいで購入されていた場合は、3,600万円ぐらいになると予想されます。
築20年～30年のマンションの相場
築20年～30年のマンションになると、マンション全体の管理状態によって大きく見た目も変わってきますので価格に影響が出てきます。
マンションのグレードや管理状態、リフォーム済みであるかどうかによっても大きく変わってきますが、2,000万円～3,000万円ぐらいが主な価格帯になるかと思います。
築30年以上のマンションの相場
築30年以上になると売却価格は下限値になりますので、数年の差は価格に影響しなくなります。
大規模なリノベーションやリフォームを行って売却する場合は、同じ築年数の物件よりも高く売ることが可能です。
売却価格は現状の物件の傷み具合やグレードによって大きく異なりますが、標準的なマンションを想定した場合は1,600万円～2,400万円ぐらいが相場となります。
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一戸建て・戸建て住宅を売却する場合
中古の戸建て住宅の査定価格は、土地の面積や立地、建物のグレード、維持管理などによって大きく異なります。
そこで、高宮駅から徒歩10分程度、土地の面積が180㎡、建物が標準的な木造2階建ての物件であることを想定して、以下のとおり相場をご案内します。
築10年以内の一戸建ての相場
築10年以内の戸建て住宅の場合、3,900万円～4,600万円ぐらいが相場となります。
ただ土地の面積次第で査定価格も大きく変わりますので、その点を考慮するようにしてください。
築11年～15年の一戸建ての相場
築11年～15年の一戸建てになるとリフォームもそろそろ必要になってきます。
標準的な住宅を想定した場合は、3,500万円～3,900万円が相場となります。
また、前面道路の幅員が狭く車での出入りが難しい土地などの場合は、査定価格がより低くなりがちです。
築16年～20年の一戸建ての相場
この築年数になるとリフォームが必須になってくると思います。
ただリフォームをして売りに出すか、買主がリフォームすることを前提に売りに出すかは判断が分かれるところですので、不動産会社の営業担当者さんと相談された方がよいでしょう。
相場としては、3,200万円～3,600万円ぐらいが標準的といえます。
築20年以上の一戸建ての相場
築20年を超えた戸建て住宅の場合は、建物自体には価格がつかなくなることが一般的です。
建物の古さが目立ったり傷み具合が大きい場合には、買主が取り壊すことを前提にした売却になる場合もあります。
相場としては2,900万円以下がほとんどだと思います。
前面道路が坂道になっているなど前面道路の勾配が強い場合や土地の形状が整形地でない場合、そして土地の面積が標準的な土地よりも小さい場合などは、より価格帯が下がります。
高宮について
高宮は、駅前にはこだわりの食材などが揃っている「ボンラパス」や「西鉄ストア」といったスーパーがあるほか、ドラッグストアやパン屋、コンビニ、100円ショップ、本屋、個人商店などいろいろあるので、仕事帰りなどに駅前でちょっとした買い物もできます。
スーパーは他にも駅から少し離れたところ（野間）に「サニー」もあるので、食材やお惣菜、お弁当を買うのに困ることはありません。
また、駅前や駅に面している高宮通りには飲食店もいろいろあります。
そして、駅から少し離れると緑も多く落ち着いた雰囲気で、マンションも多く建ち並んでいますが、高宮駅の西側にある多賀などには高級な住宅も多く見受けられます。
中心市街地から近いので一人暮らしの方も多いエリアですが、便利で暮らしやすく落ち着いた印象の高宮はファミリー層にも人気です。
ちなみに、高宮駅と西鉄平尾駅の中間地点ぐらいに「九州中央病院（福岡市南区塩原3丁目）」という大きな病院もあります。
高宮駅の周辺は、日用品の買い物ができるスーパーやドラッグストアも多く、天神にも行きやすい便利なところです。
西鉄の駅から離れている物件の場合は、バスでの移動がメインになると思いますが、この辺りはバスでも不便さを感じることはありません。
このように高宮エリアは居住環境が良く買い物や交通の利便性も良いことから、不動産ポータルサイトの人気エリアランキングなどでも度々上位に入っています。
今後も引き続きマンションや戸建ての需要は続くものと思われます。
また参考までに、西高宮校区のデータによると、犯罪発生件数も福岡市や福岡市南区全体と比較しても少ない傾向にあります。
人口や年齢層について
高宮エリアは、マンション建設などが進んだこともあり、人口も世帯数も年々増加しています。
高宮エリアにある西高宮校区だけでも、2000年の世帯数は6,538世帯でしたが2018年には8,411世帯に増えており、この期間だけでも約1,900世帯も増えています。
ちなみに、高宮エリアにある西高宮小学校は福岡市南区で最も生徒数が多い小学校となっています。
また、西高宮校区のエリアの統計によると、40代の人口が最も多くなっています。
そして、福岡市南区全体と比較した場合、西高宮校区は65歳以上の割合が少ないというのも特徴的です。
なお、西鉄天神大牟田線「高宮駅」の乗降者数も、2017年が約2万300人で乗降客数は毎年増加しています。
参考： 福岡市 南区の各校区データ集
高宮の地価動向について
高宮エリアとその周辺の地価の推移については、この5年間で住宅地も商業地も全体的に上昇を続けています。
国土交通省の公示地価や県の基準地価を確認すると、1年間で最も地価の上昇率が小さい場所（高宮2丁目）でも3.33%の上昇があり、最も上昇した場所（大楠1丁目）では13.16%も地価が上昇しています。
高宮駅周辺、福岡県福岡市南区高宮、南区玉川町、南区多賀のエリアは、2011年頃までは地価の下落が続いていましたが、2012年頃からは地価が上昇を始め、その上昇率も年々大きくなっています。
参考： https://tochidai.info/area/takamiya/
高宮の家を高く売るには
高宮に所有する不動産があって売却を検討されている方は、どうすれば高く売れるか、早く売れるかが気になるポイントだと思います。
売却の意思がある場合は、早めに売り出されることをおすすめします。
不動産は、車と同じで築年数や痛み具合によって価格がどんどん下がっていってしまいます。
また、住宅にも流行りのデザインなどがありますので、時間が経てばたつほど高値で売ることが難しくなります。
そのため、売却を検討されている場合は早めに取り掛かられるとよいでしょう。
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