おうちのミカタ 編集長

不動産の売却では担当者とその会社を信頼できるかが重要

自分が所有する戸建て住宅やマンションを売却するなら、もちろんできるだけ高い金額で売却できた方が良いに決まっています。

また、相続税の支払いなど、いろいろな事情によって可能な限り早く現金化したいと思う方も多くいらっしゃいますが、不動産の売却では焦りは禁物です。

不動産を売る場合、まずどの不動産仲介業者に売却を任せるか、会社探しから始まることになりますが、査定金額の高さだけで会社を決めるのではなく、気になることをいろいろ質問して信頼できる仲介業者に任せるようにしましょう。

担当者に聞いておいた方が良いこと

実際に戸建て住宅を売却する際は、仲介を任せる前に不動産会社の担当者と会って話す機会がありますので、その時に以下のような質問をしてみると良いでしょう。

宅地建物取引士の資格を持っているか?

宅地建物取引士は、以前まで「宅地建物取引主任者」と呼ばれていましたが、平成27年に名称が変わりました。

不動産業界で働く人は全員この資格を持っていると思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には資格のない人も働いています。

宅地建物取引業法では、事務所ごとに、従業員5名のうち1名以上が宅地建物取引士でないといけないことになっています。

逆にいえば、従業員5名のうち4名は宅地建物取引士の資格を持っていなくても良いということです。

そのため、不動産を売る際に担当者がついてくれますが、その担当者が宅地建物取引士かどうかは分かりませんので、尋ねてみると良いかと思います。

この試験に合格したということは、不動産に関する一定の知識を持ち合わせているということになり、その判断材料になります。

もちろん、試験勉強中の方もいますし、資格を持っていなくても実務に精通していて、しっかりキャリアを積まれている方もいらっしゃるので、このことだけで、全てを判断する訳にはいきませんが、話をしていく中で、「試験勉強は嫌いだから、勉強していません。」といった返事があった場合などは要注意かもしれません。

どんな販売戦略を考えているか?

不動産の売却を不動産仲介業者に任せる場合、一般的に「専任媒介契約」か「一般媒介契約」を結ぶことになります。

専任媒介契約の場合は、その会社のみに仲介を任せる契約になりますので、仲介業者も積極的にチラシなどの広告を出してくれたり、いろいろ動いてくれるようになりますが、その宣伝方法は会社によってマチマチです。

どれぐらい真剣に動いてくれるのか、どんな方法をとってくれるのか、そういった戦略を事前に聞いておくと良いでしょう。

また、実際に売却をお願いした場合、どれぐらいの頻度で状況を報告してくれるのかも確認してみましょう。

もし、こういった質問をした時に、曖昧な返事しかない場合や話をはぐらかされる場合には、注意した方がよいかもしれません。

担当者とその会社を信頼できるかが大切

新築マンションを買う場合には、その物件の良さを見極めることも重要ですが、中古不動産の売却では、仲介業者の担当者の人柄や専門知識、経験なども重要ですし、その担当者が働いている会社の方針や信頼性も大切になっていきます。

不動産の売却を任せた時点で、後はその担当者を信じるしかありませんので、こういったことがとても重要といえます。

また、売ろうと考えている不動産に買い手がついた場合にも、その買い手に接するのは、同じ担当者になる場合が多いので、買い手の人から怪しまれるような雰囲気の人では、まとまる話もまとまらなくなってしまいます。

営業トークではなく、その奥にある、本当の誠実さを見極めることが重要です。

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