おうちのミカタ 編集長

中古住宅を高く売る方法!ホームインスペクション(建物検査)が必須の時代に

不動産を売りに出す時は売主さんも不安がいっぱいですが、買主さんも人生で何度も経験しない高い買い物ですので不安がいっぱいです。

その買主さんの不安を解消することが、売主さんにとっては売却を成功させる近道となります。

近年は、ホームインスペクション(建物検査)が主流になりつつあり、これが買主さんの不安を解消する仕組みになっています。

これから不動産の売却をしようとされている方は、この建物検査(ホームインスペクション)の実施を検討されるとよいでしょう。

ホームインスペクション(建物検査)とは?

ホームインスペクションは、建物検査や住宅診断、建物状況調査と呼ばれることもあります。

カタカナなので何だか流行りもののように感じるかもしれませんが、実際には国が推奨しているものになります。

平成25年に国土交通省がガイドラインを出し、その後、2018年には宅地建物取引業法が改正され、売買契約を行う際には「ホームインスペクション」という診断方法があることを不動産会社が告知しなければいけなくなりました。

具体的に何をするの?

ホームインスペクションとは、「第三者の住宅診断士が客観的かつ公平に建物の検査」を行うものです。

「建物に何か不具合はないか?」「建物の内部に欠陥がないか?」など、建物に問題がないかをチェックするものになります。

ちなみに、住宅診断士のことをホームインスペクターと呼んだりもします。

なぜホームインスペクションが話題なの?

ホームインスペクションが年々重視されるようになってきているのには理由があります。

それは、ホームインスペクションの重要な点になりますが、買主側にも売主側にも、そして仲介業者側にも、どこにも忖度せずに公平かつ客観的な診断をしてくれるということです。

つまり、誰かの都合の良いように診断結果を出すことがないため、公平に建物を診断するということです。

ホームインスペクションの実施率

一般社団法人不動産流通経営協会が発表した「不動産流通業に関する消費者動向調査(2019年度)」によると、2018年4月から2019年3月末までの1年間でホームインスペクションが実施された割合は20%となっています。
この割合は、中古マンションと中古の一戸建てを合わせた数字です。

それぞれの割合は以下のとおりです。

ホームインスペクションの実施率

物件 割合
中古一戸建て 34.4%
中古マンション 14.3%

出典:一般社団法人不動産流通経営協会「不動産流通業に関する消費者動向調査(2019年度)」

この数字を見て分かるとおり、ホームインスペクションは「マンション」よりも「一戸建て」の方が多く実施されています。

「一戸建て」の方が家の欠陥について不安になりやすいということかもしれません。

実施率は増加傾向

重要な点として、ホームインスペクションは、前年度と比べると実施される割合が増加しています。

ホームインスペクションの増加の変化

2018年度と2019年度の比較は以下のとおりです。

  • 中古戸建て住宅: 19.2% ⇒ 34.4%(15.2%増加)
  • 中古マンション: 10.4% ⇒ 14.3%(3.9%増加)

このとおり、わずか1年だけでもホームインスペクションが大きく増加しています。

買主が売主にホームインスペクションを依頼するケースが増加

さらに最近の特徴として、買主が売主にホームインスペクションを依頼するケースが増加しています。

「不動産流通業に関する消費者動向調査(2019年度)」によると、2018年度は、買主が売主に依頼するケースは2.6%でしたが、20119年度には6.6%に増加しています。

どちらが費用を負担するの?

ホームインスペクションの費用の負担は、「買主が負担する場合」と「売り主が負担する場合」のどちらもあります。

そのため、購入希望者がホームインスペクションを希望していると不動産会社から告げられた場合には、どちらがその費用を負担するか不動産会社の担当者さんに相談してみるとよいでしょう。

どこでホームインスペクションを依頼すればいいの?

普段の生活でホームインスペクションを依頼することはまずありませんので、どうやって依頼すればいいか不安になる方も多いかと思います。

売主さん自身でホームインスペクションをしている会社に依頼することも可能ですが、不動産会社がホームインスペクションの会社と連携している場合も多いので、まずは売買の仲介を依頼している不動産会社の担当者さんに相談されるとよいでしょう。

まとめ

最近はホームインスペクションが注目されていて、買主さんが希望されるケースも増えています。

売主さん側からすると、一見ただ手間が増えるような気がしてメリットがないように感じがちですが、実はホームインスペクションは売主さんにとってもメリットがあります。

メリット①

買主さんは建物に何か欠陥がないか不安になりがちです。

そのため、ホームインスペクションを実施することで何も隠しごとはないということを表明できますし、買主さんの不安も解消できます。

その結果、家を早く売ることが可能になったり、場合によっては高値での売却も実現できるというわけです。

物件の信頼性を高めるためにもホームインスペクションはメリットがあります。

メリット②

もうひとつのメリットとして、建物を引き渡した後になって買主さんからクレームを言われるリスクを減らすことができます。

建物の欠陥は売主さん自身も気付かないことが多々あります。

そのため隠しごとをしていた訳ではないのに、建物を引き渡した後になって欠陥が判明してしまうと、買主さんから欠陥があることを黙っていたとクレームをつけられるリスクがあります。

そういった場合でも、事前にホームインスペクションをしておけば、売主さん自身も建物の状況を把握することができますので、売主さんと買主さんの双方にとってメリットがあるといえます。

おうちのミカタ編集長
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